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【難題】コミュニティのあるカフェを作りたい(2)





カフェに対するニーズは様々 コミュニティのあるカフェを生み出すために考えたいのは、 カフェに対するニーズです。まず筆頭のは、

  • ゆっくり座って、美味しいコーヒーを飲みながら読書(またはスマホ)ができる。

でしょうか。しかし、そんなカフェはたくさんありますよね?というか、カフェと名乗っているなら最低限満たすべきレベルのニーズかもしれません。もちろん、そのニーズをもっと深く考えていくと、より高いレベルで満足していただくには…など、色々考えるべき事もありますが、コミュニティを求めている潜在顧客が、カフェに期待しているのは


人との交流を促す、交流の可能性がある、交流ができる場というのは、求めている人にとってはとても特別なものであり、また、拒否していない人にとってもちょっとしたきっかけから何かのチャンス「その場限りの会話を楽しむ~人生を左右する人脈に当たる!」が生まれる可能性に、特別感を感じている。ということです。


その特別感は小規模店に取っては演出し易く、チェーン店に対して「優位性」が発揮できる部分なので、ぜひ強く意識していただきたい部分なのです。





お客さんにとって「特別なお店」になる事を目指すのは当然ですし、それは「差別化」という事と同じ意味なのですが、差別化というその言葉だけで考えるとどうしても、商品やサービス、内装、立地などに注目してしまいがちです。


差別化を意識する場合にはそれらのものだけではなく「お店の文化」という部分にも十分に注意を払う必要があり、それは注意や労力を払うだけのメリットがあると、お店側は理解するべきです。





「あなたの店に行く」ことがニーズになると敵なしです

コーヒーを飲むとか、美味しいスイーツを食べるとか、ゆったりと午後のひとときを過ごすなどのニーズで選ばれるのも重要ですが、その場合は競合の存在があり、常に他店と勝負しているカタチになります。これはとても不安定な状態です。

一方、お客さんのニーズの第一が「あなたのお店に行く事」であれば、そこに競合は居ません。それが理想の来店動機であるというのはお分かりいただけたと思います。もちろん、メディアで話題のお店も似たような来店動機です。


 

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