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店舗工事費を抑えるために出来ることは


仕事柄、店舗のデザインとか、プロデュースとか、設計とか、工事とか、いろいろしています。品質とのバランスですが、工事などのお金はできるだけ安くしたいですよね。よくわかります。


そこで、安くするための秘策をお教えします。

結論から言えば、「信頼関係」です。

オーナー様としては、出来上がるお店に色々なこだわりもあるでしょう。そのこだわりと、コストとのバランスはなかなか取れるものではありません。

そういう場合には、プロに任せてみましょう。


店舗デザインという、正解がないような世界で、設計士やデザイナーに対し、必要以上に時間を使わせることそのものが、「コスト」という形で跳ね返ってきます。

たとえば、中古の冷蔵庫で良いから、少しでも安いものを。というオーダーがあった場合でも、1回で決まるのであれば、探すためのコストはそう高いものではありませんが、その価格が妥当かどうか信じられないからといって、「あと3つリストにして」となると、そのリスト作業そのものがコストになり、安い冷蔵庫が見つかったとしても、その減額分を上回るコストが発生しています。



業者を酷使すれば結果的に得できる?

商売に疎い方は、それは設計や工事の会社が負担すれば良いことであり、オーナー側は少しでも安い買い物が出来たから、結果的に得だ。という考え方をされる場合があります。

それは、大きな間違いです。


設計やデザイン側は、ボランティアで店舗デザインを行っているわけではありません。工事業者ももちろんそうです。人を一人1日使えば、人件費として2~3万円のコストにはなります。相手が企業(会社)であれば、当然です。その分は、どこかで回収しないことには、商売として成り立ちません。

であれば、予算・イメージ・基本的な注文を設計に投げた後は、設計やデザインの人間を、オーナーの会社の社内の人間として接することができるような関係を築く努力をしてみてください。

出来る限り価格を抑えたい、安くしたいのであれば、なおさら。


何度も何度も、訂正、変更、見積り、修正、を繰り返していては、結果的に高コストにもなり、満足のいくものが出来たとしても、オーバーコストの可能性も高くなります。

そのこだわりが、どれくらい完成した店舗にとって必要なことなのか?

デザイナーに任せた場合、そのこだわり以上のものはできないのか?そのコストは?という、バランス感覚を持って、信頼関係の構築に努力を注いで見てください。


相手にメリットを与えるからこそ、商売は成り立つ。

それは、お金を払う側ももらう側も、忘れてはならない鉄則だと思います。


という事ですので、見積りを依頼する前に、 その会社がどういう会社か?担当者はどういう人か?を、しっかりと見極めて下さい。


 

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