体験型レストラン(特別な経験)からの考察(1)

最終更新: 2018年9月10日



自分なりに飲食店の今後について考えるための記事です。

まだ考えがまとまっている訳ではないのですが。

先週末、釣堀で自分で釣った魚を調理して食べる事ができる「釣り船居酒屋・ざうお」と自分でお好み焼きや焼きそばを焼いて食べるスタイルの「道とん堀」に家族で行ったので、体験型の飲食店について少し考察してみたいと思います



世の中には様々な「体験型のレストラン」がありますが、皆さんはどのようなお店に行った経験があるでしょうか?また、どの程度の「体験」をしたいと思っているでしょうか?

道とん堀のように自分で調理するくらいの「体験」から、アミューズメント型で何かしらのテーマに完全に特化したような例えば監獄レストラン(ロックアップ)のような非日常を「体験」するものまで。


それぞれ好みはあると思いますが、私が個人的にひとつ思うのは、 「非日常」を濃く感じられる「店舗(体験)」に行くのは、本当にたまにで良いかな、という事です。



「非日常度」でいえばざうおの圧勝。しかし…

この2店舗の例で考えると、鉄板でお好み焼きや焼きそばを自分で焼く「道とん堀」の体験は比較的一般的な体験であり、反対に「ざうお」の、【店内にある釣堀で釣れた魚を、その場で調理して食べる事ができる】というのは印象深い体験です。「非日常を体験をしたい!」と思えば、断然「ざうお」の圧勝かと思います。


お客さんが特別な体験をするための設備を作るには莫大な資金が必要ですし、その結果として完全なる差別化に成功していると思います。

飲食店をはじめ様々なビジネスを計画する際にもこの「差別化」というのはとても重要なキーワードとなっていますが、差別化すればするほど良いという分けでもないことが見落としがちなポイントです。


あくまで個人的な意見ですが、私自身(家族含め)、「道とん堀」には子供連れで良く行きます。常連という程ではないですが1~2ヶ月に1回くらいは利用しています。一方、「ざうお」に行ったのは今回が初めてでした。

TVやWebなどでそういったお店がある事は何年も前から知っていましたし、ぜひ行ってみたい!とも思っていましたが、始めて来店するまで数年の月日を要しました。

行った理由も子供が「釣りしたい!」と言った事がきっかけで、近所の釣堀に行ってもイマイチ盛り上がらないし、もうすぐランチの時間だし、という感じの状況から過去の記憶をたどってお店を思い出し検索して伺いました。




ざうお」に行った感想としては、とてもユニークだし楽しいし料理も美味しい。というのが率直なところなのですが、ではすぐにリピートするか?と言われるとNo.です。なぜなら特別すぎて気楽に利用する感じになれないからです。

もちろん、釣りをしなくても美味しい料理は注文できますし、その場合でも店員さんがイケスから生きた魚を捕まえて捌いてくれるのでライブ感もありますし何かダメな部分がある訳ではないのですが、なんか、一回行ったら満足してしまって。。。


内装・飲食環境・体験などをこだわって先鋭化した「特化型」の飲食店は多数あれど、何十店舗もチェーン展開しているところは僅かです。

非常に楽しく、美味しく特別な体験ができ、満足して帰っているのに、何故なのでしょう?

飲食店の開業を考えている読者の方には、ぜひ私と一緒に考えていただければと思います。(2)へ続きます。


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