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映画「Inside Job(インサイド・ジョブ)」を見ました

更新日:2018年9月13日



経営者として、一個人として。常に責任というものを(ある程度ですが)感じています。

基本的に、リベラル寄りな考え方が軸になってはいますが、それでもルールさえ守っていればなんでもあり!とは思っていません。さて最近、「Inside Job(インサイド・ジョブ)」という映画を見ました。



映画「インサイド・ジョブ」

ソニー・ピクチャーズエンタテインメント 配給

監督/チャールズ・ファーガソン 原案・脚本/チャド・ベック

ナレーション/マット・デイモン


リーマンブラザーズの破綻の原因のひとつともなったサブプライムローン(住宅ローンの証券化)に関する、ドキュメンタリー映画です。証券会社や保険会社が、危険な金融商品を投資家に売り(ブームの乗り)、莫大な利益を上げて、やばくなったら政府の救済を受け、それまでに持っていった多大な報酬などは返還しない。という視点に基づいて描かれていました。まぁ、多分、その通りだと思います。


現在の金融のシステムは、そういう面では行きすぎ、または、あまりにも脆弱ではないかと個人的には思います。資本主義や市場も、もちろん不完全で不安定な事は認めますが、そんな中でも、際立って不安定というか、不健全であるとすら思っています。

自分や自社のした事に対し、厳密な意味で100%の責任を終える人はいないと思いますが、貰っている報酬と責任の取り方の乖離が、あまりにも大きいのではないかなあと。


まぁ、金融の話はしだすと長くなりすぎるので、お金の話は大好きですし、過去に講師をしていた時も、講義でかなりの時間をお金の話に割いてはきましたが、お金が全てだと思っている訳じゃないですよー。って事だけでも。



役割や責任の話になりますが




リーダーシップとは何か?と、問われた場合には、方向を示す事であり、マネジメントとは、他の人がその方向にすすむのに、より効率的に、より無駄なく進めるように手伝う事であると思っておりまして、経営者の役割とは、組織の規模にもよるとは思いますが、その両方だと考えています。

また、ビジネスにおける責任に関してですが、まず、社員や従業員の方々との約束を守る事、そして、社外との約束を守る事、だと思っています。

その約束の内容はいろいろあると思いますが、ここでもやはり、お金というのはとても重要だと思っています。社外に関しては、基本的には取り決めた通りに支払ってさえいれば、あとはなんとかなるかな、と。社内に関しては、お金だけではないと思っていますが、お金の約束を果たせなくなったら経営者失格かな、と。


いろいろな事にチャレンジしたいと、いつも思っていますが、安定を提供する責任もあるので、そのバランス感覚を常に向上させる必要があるなー。と、いつも考えています。



 

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