本気の自己紹介です


突然ですが、自己紹介をしてみます。


わたくし、not for sales Incorporated株式会社および、EMPORIO cafeの代表をしております、西脇建治と申します。「けんじ」と読まれる事が多い、というか、「けんじ」としか読まれた事ないのですが、これで「たつじ」と読む事になっていますので、私の事を知っていてなお、けんじだと思っている方は、今日から改めていただけると幸いです。指摘する事に飽きたので、けんじと言われても90%以上の確率で流すようにしています。


おかげさまで、私が代表を務める弊社も2018年から13期目に突入する事ができました。これもひとえに、弊社のスタッフ一同の頑張りと、お客様(クライアント様)のご厚意のたまものだと感じております。ここであらためて御礼申し上げます。


興味を持って頂きたいので、少しでも親近感を抱けるようなことがあればいいなと思い、改めて自己紹介、自分の人生のストーリーをお話します。



20歳:マネジメントの基礎となる現場監督時代。

出身地は大阪です。小中高と進み、その後建築の専門学校に通いまして、町の建築屋さんに入社したのが20歳の時。そこで4年間ばかり現場監督という仕事をしていました。現場監督というのは、工事の予算や全体の進行を管理しつつ、図面通りに工事を効率的に事故なく進めるというお仕事です。なので、職人とはちょっと違います。現場にいると細かな仕事もたくさんありますし、一通り、職人さんの仕事を見ているので、ある程度の事は自分でできますが、どれひとつ、職人レベルではないという、とても中途半端な技能をここで身につけました。


図面の詳細と予算を付きあわせて検討できるのも、この時代のおかげです。

ま、そういった技術はあくまでオマケです。ひとつの工事(プロジェクト)の予算や納期などを管理しつつ、たくさんの専門職の方々を入れ替わり立ち替わり使って行き、出来る限り無駄なく進行させ、利益を捻出する。って事は、これはもう、完全にマネジメントな訳です。一般的に言う管理職です。そして、部下にあたる職人の方々は、自分より年上の人がほとんどで、もちろん、父親より上の方もいたりする訳ですが、その人を”使って”仕事を進めて行くというのは初めの内は、なかなか難しかったような記憶が…実はあんまりありません。


当初より、向いているなー。と、感じていました。もちろん、自分より経験も知識もある年上の職人さんに、ダメ出しされる事もあれば、バカにされる事もありましたが、現場を知る事により、だんだんと自分のやり方で管理できるようになって行きました。


入社した建築屋さんがそんなに大きな会社でなかった事から、半年もすれば、現場を完全に任せて貰えるようになり、問題なく現場が進行していれば、現場でとりあえず一番偉いという立場を手に入れ、それはもう自由な感じで仕事をしていたような記憶があります。そんなこんなで、マネジメントという仕事をひとつずつ覚えて行き、木造も鉄骨も鉄筋コンクリートの住宅もひとしきりこなした所で、なんとなーく景気が良くなかったので、一区切りという事で、4年間の現場監督生活にピリオドを打ち、24才。晴れて無職の身となりましたとさ。



27歳。飲食店開業について学んだフルッタ時代

3年の休職期間を経て、次に会社員になったのが、今も取引先として良くしていただいている、話題のパワーフルーツ、”アサイー"の日本におけるパイオニア的存在の”FRUTA FRUTA”さんです。当時は神戸国際会館に1店舗があるのみで、社長とアルバイトの方数名という、いまから考えるとかなり小規模だった時代に、1人目の社員(店長)として入社し、そこでまた、4年の月日を数えたのでした。

当店の「アサイーボウル」のルーツもフルッタにあると言えるかもしれません。

まさしく伸び盛りのベンチャー企業に、かなり早いタイミングで参画する事ができ、成長過程の企業の様々な場面に立ち会う事が出来ました。さらにありがたい事に、大手の飲食チェーンの会社様(上場企業)が、店舗をFC展開してくれたおかげで、飲食チェーンのノウハウや利益構造、利益の上げ方、管理の方法など、多数の面で学ばせて頂きました。その時にお世話になった方が、創業当初より弊社の取締役として名を連ねているのは、知る人ぞ知る所です。


ちなみに、空白の三年間は…

ルームシェアのような形で海外にも短期滞在していました。

ここで、必要以上にしっかりと読まれた方は、既にお気づきかもしれませんが、24歳で現場監督を辞めて、27歳でベンチャー企業に入社するまで、空白の3年間があります。

簡潔に言うと、社会的には”無職”、通称”プー太郎”でした。

仕事を辞めた当初はまだ余裕もあったので、海外留学している友人のお宅に3ヶ月以上も滞在させてもらってブラブラしたりもしましたし、基本的には自由になる時間がたくさんあるので、朝から晩まで興味ある本を読み続けたり…。そんなプー太郎もご飯を食べなくては生きていけないので、なにかしらお仕事はしていました。


倉庫でアルバイトをしたり、普通の手堅い最低限の収入を得つつ、安く買って高く売るという、商売じみた事もいろいろやりました。売るものによって、売る場所やターゲットが変わるので、より効率的に売れるようにいろいろ考えて。


思えば、この時期に学んだ事はすごく沢山あるように思います。お金がないので極力お金を使わないようにする方法もそうですし、ちょっとした事から誰かのニーズを満たす事によってお金を手に入れるアイデアを思いつく重要性とか、リスクやリターンを考えて判断するチカラとか。たくさん失敗もしましたね。ハードと言えばハードですし、ゆるいと言えばゆるい3年間でした。今となっては良い思い出です。面白い話もいくつかありますが、とても会社のブログには書けないので、それはまた、仲良くなった時にでも聞いてくださいな。


そして起業。

そんなこんなで、大雑把に言うと、飲食と工事と進行管理+αという、飲食店の開業に必要な要素の大部分をいつの間にやら学んでおり、また個人的に、経営やマネジメントなど、コンサルティングをするのに役に立つ知識も蓄えていた事から、開業する方々のお役に立てるのではないか?と、考えて、起業するに至りました。



その実績づくりの一つとして、飲食の中でも最も儲かりにくいと思われる”カフェ業態”であるEMPORIOカフェダイニングを自社で開業・運営し、継続する事が最低限必要だと感じていましたので、当然の事として、店舗も起業と同時にオープンさせ、今もたくさんのお客様にご来店いただいております。人からお金を貰って儲かるノウハウを伝えるコンサルタントが、お店をひとつも持っていないのは、私としては意味が分からない状態なのですが、そういうコンサルタントって意外と多いんですよね。多くは語りませんが、本当に意味不明です…。


また、今後の差別化や、起業の戦略として、”デザイン”や”ブランドイメージ”の重要性は、ますます大きく成って行く事も予想しておりましたので、では、デザイン会社も一緒にやってしまおう。という感じで、現在のスタイルの会社に相成りました。


魚を与えるのではなく、魚の釣り方を教えたい。コンサルタントとして考えていること。

このブログでもそうですが、講師業・コンサルタント業務をご依頼いただいたときに気をつけている事は、魚を与えるのではなく、魚の釣り方を教える。手法を伝えるのではなく、その手法が良いと思われるにいたった科学的根拠や原因を伝える。手段ではなく、手段を展開できるだけの情報を伝える。応急処置ではなく、より深い問題解決ができる能力を高めるように。と言った感じです。


専門学校での授業の様子(撮影:西脇)より立体的な授業を行うために、この日は当店のシェフ(当時)と合同授業を行いました。

そういうのが役に立つと思うんです。中身を理解せず手法だけを講じても、その時にしか使えませんが、「何故そうするのか?」を理解していれば、次回、状況が変わっても、応用で対応できる可能性が格段に高まると思っています。


なので、ブログの読者諸氏・様々な講義でお会いした方の中には、「もっとすぐに使えるような”やり方”を」というご要望もおありでしょうが、少しだけ回り道をして「やり方」の発見能力向上に繋がると思って、お付き合いいただければ。

手段は今使えても、すぐに使えなくなってしまう可能性が多いにあります。ですが一度理解したことは時に間違えることはあっても、より考えを深め、より良いアイデアを生み出せる可能性として生き続けます。

「やり方の習得」と時間とのバランスもあるので、ご提案から即実践の流れをおすすめする事もありますが、より効果を継続したり発揮したりするためには、まず「魚の釣り方」スタイルでの講義に重きを置いています。


というのが、おおよその設立までの経歴です。

そういった過去の経験の上に、コンサルタントとしてなによりも重要な”お客さん”や”消費者”の、意思決定や行動の分析というか理解というか、科学的な根拠による対策というのを学ぶ必要性を感じ、どれだけの本を読んだかわかりませんが、行動経済学とか行動分析学とか、ゲーム理論とか、マーケティングとか、ブランディングとか、プライシングとか、なんとか戦略とかとか、ちょっと飛んでるようにも見えるかもしれませんが、遺伝子の本とか、量子力学の本とか、まぁ、そんな感じの本を日々読み漁っています。


読んでいる本については当ブログでもご紹介していく予定です。

今の立場や役割がどうあれ、「知らない事は罪」という言葉をいつも心に置くようにしています。確かに、知らなければ直接損してしまう事はあまりないと思います。というか、損している事に気づかなかったり、それを人のせいにできたりしますもんね。ですが、もし、知っていたら儲けられた、誰かを助けられた、無駄を省けた、他の事に時間を使えた。などという状況は、どれだけ知っていても必ず発生すると思うのです。それらを出来る限り軽減していくための作業が”知る事”だと思っていますので、引き続き、がんばって行きたいと思っちょります。


とりあえず、簡単な自己紹介としてはそんな所です。

ずいぶんと長くなってしまいました。ので、このへんで。



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