飲食店開業時の「損益分岐点計算書」(無料で使えるスプレッドシート付き!)




どこから手をつけたらいいのか分からない人に。

お金を管理していく場合に、計算書や計画表を目的によって作成していくのが通常ですが、まずはどれから手をつければよいでしょうか?

  • お店を開業にまつわる「開業資金」の部分

  • (毎月の売上がこれくらいで、少しずつお客様を増やして、1年後にはこれくらい、2~3年後にはこれくらい、そして2店舗目を!というような)中長期的な「事業計画」の部分でしょうか?

  • (毎日の売上はこれくらい。必要な人件費はこれくらい。メニュー構成とレシピと想定販売価格から原価率はこれくらい。毎月の家賃は?光熱費は?リース料は?その他毎月かかる経費って?という)「月次の損益計算」の部分でしょうか?

もちろん、すべて重要なのは言うまでもないですが一番最初に手をつけて欲しいのはお店の「月次損益計算書」の作成です。 


売上と経費とその他少々を入力するだけで、自動で損益分岐点を導き出しグラフにもしてくれる便利なスプレッドシートを公開!ご興味ある方はDLしてご利用ください。

【DLページ】すぐに使える飲食店月次の損益計算書(損益分岐点も自動で計算)


なぜ「月次の損益計算」をおすすめするのか


  • 経営は(基本的に)日々の営業の繰り返しだから

  • 仕入れやスタッフの給与や家賃など、経費の大半は毎月支払う性質のものだから

  • 月次の損益計画で「利益」が出せないお店は継続的に経営していく事が困難だから

どのようなビジネスも最初はおぼろげな「構想(イメージ)」からスタートしますが、飲食店を開業しようとしているあなたも同じように「これから開業するお店のイメージ」を頭に描いている事と思います。大切なのはそのイメージの中身です。

まずは具体的な数字にしてみる

今年1店舗目を出して3年後には2店舗目を、10年後には10店舗を経営している「イメージ」を持つ事も大切ですが、まずはそのお店の「中身」の部分をしっかりとイメージしましょう。

<全体的なこと>

  1. どれくらいの規模、席数のお店ですか?

  2. どのような立地でどのような客層をターゲットにしていますか?忙しくなる時間帯は何時くらいでしょうか?

  3. どのようなメニュー構成でどのような客単価になりそうですか?原価率は何%くらいになりそうですか?

  4. そのお店を営業するのに、スタッフな何人くらい必要そうですか?

<売上げのこと>

  1. 日の売上はどれくらいになるでしょう?

  2. 平日と休日に差はありますか?

  3. 定休日はありますか?

<経費部門>

  1. 家賃はどれくらいでしょう?

  2. 光熱費はどれくらいでしょう?

  3. 人件費はどれくらいでしょう?(2018年現在、東京都の最低時給は約¥1,000/Hです)

  4. 原材料費はどれくらいでしょう?

  5. 他に掛かる経費はどれくらいでしょう?(保険/開発費/物流費/倉庫費/広告宣伝費/交通費…)

正確でなくて良いのです。正確な数字などこの段階で出せる訳ないですし、売上に関しては10年営業を続けているお店でさえ正確な数字なんてわからないのですから。

例えば家賃について、ネットに出ている店舗物件の資料をいくつか見れば、立地や広さでの家賃相場がわかります。

人件費については、計画しているお店の規模や客単価から必要な人員数を導き出します。原価率はおおよそのレシピから想定しておき、売上予測をした後に、その売上に原価率を掛けると「原価=原材料費」を導き出す事ができます。

と、計画段階でもそこそこあたりをつける事は可能です。


次回は売上げの予測の立て方についてお話します。



起業・飲食店開業や経営ついて。考え方のヒントをnoteでより詳しく書いています。

■カフェ開業・運営・仮想通貨・ブログについてなど、ご依頼やお悩み相談はnot for sales Inc株式会社、Twitter(@notforsales)からでもお気軽にどうぞ。