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巨人の肩の上に立つ




「巨人の肩の上に立つ」

万有引力(りんご)でおなじみのアイザック ニュートンの言葉です。ニュートンは彼自身の偉業について意見を求められたときに、すぐさま心からの謙遜の意を込めてこう答えました。


「もし私が他の人よりも遠くを見ているとしたら、それは巨人の肩の上に立っているからだ」


先人達の知恵や努力の上に、私はただ乗っかっているんですよ_と、いささか謙遜が過ぎるように思える言葉です。しかし対照的に、ニュートンの墓碑には、こう書かれているそうです。


「人々よ、これほど偉大な人類の宝を得たことを喜べ!」


オイ!と、突っ込みたくなりますね。そして現在、ニュートン物理学が全てを解明すると思われていた時代からは、相当な時が流れ、世の中それだけで周ってる訳でもないんですよ。ってな感じで相対論があり、量子力学とかも登場している訳ですが、プリンキピアの残した功績は、凄いものだと思われます。




先人達の知恵を上手に利用する

さて、やはり、何事にも段階というようなものがある訳で、現在、量子力学を研究している偉い先生方も当然の事として、ニュートン物理学も、相対論も理解しているはずですよね?やはり、土台は必要な訳でして、全てを一人でやるよりも、先人達の知恵を上手に利用する方が効率的です。

  • 学校へ行く(知っている人から教えてもらう)か

  • 書籍を読む

  • ネットで調べる

学び方は大きく言ってこの三種類に分類されると思います。


他の人から頂いた知識の組み合わせ。すでにそれは、あなただけのオリジナルの情報です。そこに、自分の人生を通して得てきた経験も組み込まれている訳ですから、それはもう、オリジナルの二乗ですね。



情報量を増やそう

さらに言うと、情報の質はさておき、単純に情報の量が増えるだけでも、そのオリジナリティーはより、個性的なものになっているはずです。99.9%の他人の知識の上に、たった0.1%だけでも、ちょっとしたアイデアとか、知恵とか、工夫とかを注力することにより、新しい何かが生まれる可能性は大いにあり得ます。


つまりは、世の中には膨大な量の先人達の知恵や情報があふれている訳でして、それらを利用しない手はないと思うのです。だって、その方が効率的でしょ?


土台が無いと理論も産むことができない

最近、あらためて経済学を学んでいる過程なのですが、科学と呼ぶにはあまりに幼いジャンルであるとは言え、やはり、それなりの土台を抑えておかないと、自分なりの理論も展開できないと、つくづく感じております。

経済学・行動経済学・心理学など、扱う対象が人(または、人の集まり)である以上、決定的な答えや理論は導き出せないのかもしれませんが、そこを確率論でカバーできるようになれば、少なくとも、意思決定の精度向上には役立つはずです。

って事で、読書しましょうね。




 

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